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2017年 8月 23日 数学の勉強法①
こんにちは!担任助手の小作です。
8月も残すところ9日間となりました!
今年は例年と比べると涼しいので、夏風邪に気をつけて、ラストスパートかけていきましょう!
さて、本日のテーマは
「数学の勉強法」
についてです。
先日までは英語についてでしたが、今日は数学です。数学、と聞くとアレルギー反応が起きてしまう人もいると思いますが、そんな人もぜひ参考にしてくれると嬉しいです。
数学の勉強において大事なことは
「考える力」
をつけることです。
「考える力」と言ってもイメージが湧きづらいかもしれませんが、「自力で最後まで正解まで辿り着く力」、という感じで考えてもらえるとよいと思います。センター試験の途中までは解けるけれど、最後まではなかなか解ききれない……というときの、最後の問題まで解ききるための力、という感じです。
では、「考える力」はどうやって育てていくのか、話していきたいと思います。
おすすめするのは、
すぐ解答・解説を見ない
という方法です。
解けない問題があったとき、皆さんはどのくらい悩んでから解答を見ますか?
20分、という人もいれば、3分くらい、という人もいると思います。
時間に関しては、個人差や問題の難しさもあるので、一概に決めつけてはいけないと思いますが、
解答を見たい!と思ったらすぐに見るのではなく、一呼吸おいて、
①何がわかっているのか?
②何がわからないから詰まってしまったのか?
ということを確認してから、見るようにしてください。
①は単純に、頭の中の情報の整理です。 解答を見る前に情報をまとめて、②で何が足りないのか、ということを明確にするために行う作業です。意外と、情報の見落としを見つけてすんなり解ける、ということもあるので、困ったときはしてみるといいかもしれません。
②では、詰まった原因が公式を忘れていただけなのか、基本的なことの理解がいまいちだったのか、それとも飛躍的な発想が必要だったのか、ということを把握します。
この段階で解けない理由すらわからない、という場合は、基礎が抜けていることが多いので、一つ前の基礎からやり直してみることをおすすめします。
原因がしっかりわかっていれば、原因からどのように解いていけばよかったのか、原因となったところでどのような頭の切り替えができればよかったのか、という流れやきっかけを意識しながら、解答を見ることができます。結果として、考え方が記憶に残りやすく、他の問題にも活かしていきやすいです。
逆に、原因をあやふやにしたまま解答を見てしまうと、あーすごいなこの考え方……くらいの感想で終わってしまいます。また、取り組んだ時間が短いぶん、記憶に残りづらいです。
時間がもったいないし、早く答えを見たい!という気持ちもあると思いますが、そこはグッとこらえてみましょう。数学力はこれからまだまだ伸びますよ!
と、ここまで書いてきましたが、自分もまだまだ大学生として、どうしたら実力がつくのか?ということは模索している途中です。正直な話、理想からはまだまだ遠いな、と実感しています。
勉強の方法、というものに関しては、いろいろなことをこれからもたくさん聞くと思います。聞いたことをどんどん試して、自分に合う方法、合わない方法をぜひ見つけていってください!
自分に合う方法を組み合わせていって、自分なりの方法を編み出すのも、これから勉強していく中の醍醐味になっていきますよ!
早稲田大学の小作伸一でした!